野球談義第9集〜忘れ物を取りに行く編〜
今年の目標は連覇と日本一。
それ以外は考えない。
…まぁそれはどの球団でも同じなんだけどね。
去年の1リーグ問題から色々ありました。
多分、今年もさらにそのテの話題が噴出します。
暗い野球界、せめてペナントだけは明るい話題でお願いします。
オープン戦やってます(3月12日)
気付けばオープン戦も終盤戦にさしかかりつつある。ボクはWBCに興味がさほどないので(下の項目参照)、野球は国内で充分です。
さて、そんなオープン戦を我が中日はどう戦っているかと。ここまでの結果は例年通り。相変わらずバツグンの投手陣。そしてほとんど打たない打撃陣。…本当、いつも通りだなぁ(笑)。打撃が全くダメなのは中日のオープン戦特有の現象なので問題ない(ハズ)。しかしその中でルーキーの藤井が頑張ってますね。豊橋東出身なのでGAMAGUN氏の後輩に当たる(笑)。井端の得点圏打率を生かす為の井端3番構想実現のためには藤井に2番を任せられるのが絶対条件。元々、強肩を含めた守備は即戦力だったから、ポイントだった打撃がそこそこメドが立ちつつあるのはありがたい。まだ小技はダメっぽいけど。何にせよ、準地元選手として注目してます。
そして、やっぱり見所は投手陣。川上のカットが復活すれば最早敵はいない。そこにドミンゴ・マルティネスと両外国人投手が安定した投球を見せている。さらには石井が先発枠に入ろうかというくらいの活躍。現在12イニング自責0続行中。まだ山本昌も何とか残ってるし、打球を受けてしばらく休養してるけど中田もいる。先発陣は問題ないと思う。…けど、中継ぎはどうだろう。岡本とクローザーの岩瀬は問題ないんだけど、それ以外が微妙って言えば微妙。今日なんか中里打たれちゃってるし…。まぁ中里に関しては2ヵ年計画だと思う(今年は様子見つつ、来年から本格的に…という予想)んで。
とりあえず、今のところは例年通りなんで順調だと思う。後は福留と谷繁が帰ってきてからだな。とっとと…(以下略)
あの一件(11月20日)
中日からWBCへの出場はナシの可能性。ちょっと前にそんな話題があった。中日への出場要請は荒木・井端・福留・谷繁・川上・岩瀬の6人。このうち谷繁以外は出場辞退の方向…と。谷繁のみ条件付きで出場って話だけど、多分断るな。内容が「ただの控えならダメ」ってカンジだったから。
…で、その辞退の理由が大体「3月の本大会にベストパフォーマンスに持っていけない」ってもの。これに合わせて調整した結果、ペナントへの悪影響の懸念も。これは最も正論だと思う。例年3月末の開幕への照準を1ヶ月早めることになるワケだし、所属チーム内で同じ練習ができなくなるんだからね。半年間戦い続けなきゃいけないワケだから、開幕前の試合で調整を崩されるのはねぇ。けれども、これって結局誰にとっても同じ条件なんだよね。ただ、いくら皆同じでも、今回はチームごとに選出人数が平等じゃなかったりするし、これは本当に難しい問題だと思う。
が、しかし。俺が言いたいのはそんなコトじゃない。このWBCがアメリカの大リーグ中心に運営されて、勝手に日程組まれてるのが気にいらないんだよ。そりゃアメリカだってその後に公式戦になるんだよ。条件は同じ。だけどさ、サッカーのFIFAみたいな運営機関じゃなく、たった一つの国主導で進んでるのはねぇ。結局メジャーを誇示したいだけなんじゃん?と思われても仕方ないと思うんだよ。で、このネタの表題になってる、俺の中で思い起こされる「あの一件」とは、そのものズバリ「ミラー事件」。内容は野球談義第5集2月14日周辺参照。俺はあの時ほどアメリカ野球界の矮小さに愕然としたことはないです。傲慢そのもの。そんな国が主導している大会にはどうも賛同できんのですよ。まだバレンタインや野村監督が提唱する「クラブチーム世界一決定戦」のが魅力があると思う。そもそも今のメジャー志向が主流なのもねぇ。日本の野球ってそんなにレベル低いか?パワーという点では見劣りするかもしれないけど、技術的なトコは決して負けてないと思うんだが…。
ま、WBC自体は凄い大会。ただ、その運営方法が激しくおかしいと思うだけで。今回は仕方ないにしても、次回以降は平等的かつベストパフォーマンスのもとで試合ができるように、皆が納得できるきちんとした運営機関と大会要綱をまとめて欲しいと思う所存。
今シーズンを振り返る(11月6日)
…あー、うん。ゴメン、忙しかった(爆)
ハイ、軽く謝罪したところ(したか?)で久しぶりに野球関連で。じゃあ今年中日が優勝できなかったその理由についてズバリ言うわよ!(笑)まずは先発投手陣の総崩れ。川上こそ奮闘したけれど、それに続く2番手がいなかった。マルティネスという大穴がいなけりゃどうなってたか。元々はドミンゴ・山本昌・山井・朝倉・野口で回したかったんだろうけどねぇ。ドミンゴは故障、野口が不安定。山本昌はあれくらいじゃないかな。ちょっと悪かったとも思うけど、年齢があれだしねぇ。ドミンゴはマルティネスがいればあまりいらないと思います。そして山井。俺は山井は悪くないと思う。開幕直後、あまりにも山井に対する援護がなさすぎた。元々の実績がない投手だし、早いうちに勝ち星を付けてやれなかったのは打線の責任。これで責任負い込んじゃったからねぇ。あの時、少しでも援護があって勝ててれば違う結果になっていたと思います。それと、最後の最後でスタミナの切れた川上。これも責められません。一人で苦しいローテ事情を支えてくれました。立派だよ、本当に。俺の中で戦犯はドミンゴと朝倉。ドミンゴはともかく朝倉の潜在能力はこんなモンじゃないはずだ。結婚を機に爆発しろ!
次はリリーバーの不安定さ。岩瀬という絶対的クローザーを抱えながら、その岩瀬が去年まで担っていた絶対的セットアッパーという地位をカバーする選手がいなかった。岡本は序盤から不調だったし、復調したと思ったらケガ。登板過多もあるだろうけど、それを言い訳にはして欲しくない。そういう役割なんだから。もう一人のセットアッパー・落合も悪くないと思う。開幕前から先発として起用する予定だったのに急遽中継ぎに再編成したりと、ベテランにはツライ指示だったかなと。この辺りは先発再編成とか色々あって仕方なかったんだけど…。
…とまぁボロボロだった投手陣だが、その中でルーキーズの活躍は今後のシーズンに向けての期待が膨らみますね。特に中田・鈴木の両者は川上・岩瀬ほどの成績じゃないにせよ、成長が楽しみ。今年のルーキーズで投げなかったのは自由獲得枠で最年長の樋口のみ。あれはどうなんだろ?そして最後の最後で復活して中里。来季、どこまでできるかは今だ未知数だが、中里の復活は嬉しい限り。あのストレートは阪神・藤川とタメを張れる。実際、どこまでやれるのかは未知数。でも期待はします。川上以上の存在になれる能力は秘めているハズ。
ちなみに、打線のほうは俺はあまり問題なかったと思うんですよ。ウッズの加入で厚みが増したのは事実。その分の守備が弱くなったのは、それを承知で獲得してる以上はウダウダ言っても仕方ないもんね。野手陣については守備含めて不問と処します(笑)。立浪以外。まぁ立浪については色々あって細かくは触れないけど(爆)
戦術面で忘れちゃいけないのが交流戦のボロボロっぷり。仮に今年中日が優勝してても、おそらく日本一はムリだったと思う。過去の日本シリーズ戦績、今年の交流戦戦績、どの部分を取ってもパに勝てる要素が見つからない。正直、来年優勝できても日本一はムリだと思ってます。まぁこれは来年の交流戦になってみないと判断できないけど。中日の対パアレルギーは深刻だ。
(引き続き)
長い間サボった分を取り返せ!続いて人事話題。大西の巨人入りとか、野口のFAとかかな。本当に大西を切るとは思わなかった。というのも、大西は中日には珍しいファイタータイプだからね。審判に飛び蹴りするのが抗議の引き際とか久米田にネタにされるくらいだし(笑)。大西はムードメーカーとしての役割も大きいし、グラウンドだろうがベンチだろうがいて困る選手ではないハズ。確かに年齢とかの関係で出場は減ったが、そこに表れない評価があっても良かったかと。
そして野口。野口残留を基本にマネーゲームをしない中日の方針が俺にはどうもねぇ。言ってる事は素晴らしいよ。だけどさ、それが川上や岩瀬だったとして同じ事言えるか?言えないだろ。やっぱどこかに「野口はいなくてもいいから」って考えがあるからそういう事になるんだよね。野口がFAを使うのに文句はない。むしろ、あの野口が使うくらいなんだから適切な判断なんだと思う。ただ、大西のことにしろ野口のことにしろ、中日球団の考えはちょっと理解しかねる。そういえば井上もちょっとモメてるみたいだな…。ファンとしてはその辺りの説明はきちんとして欲しいところです。
前半戦を振り返る(7月21日)
…本当は振りかえりたくないのだが(笑)
で、結局中日の前半戦は何がいけなかったのか?それは言うまでもなく交流戦。交流戦に入る前まで絶好調だったのに、交流戦で急失速。思えば、交流戦開幕の対オリバファ戦。エースの川上を開幕投手に続いて交流戦開幕にもってきた。それだけ重要視していたカードをあっけなく落とした。以降はご存知、楽天に奇跡の3連敗。中日の元チームメイトに甘い体質は楽天相手にも爆発。俺も前々から「あり得る」とは言っていたが、まさか本当になろうとは…。特にこの頃はウッズが藤井殴った一件で出場停止中。そのために打線が繋がらなくなった。…と言われてるけど、実際ウッズがいない去年は優勝してたんだから、ウッズの不在はあまり関係なかったと思う。そもそも、その頃はウッズ自身さほど打ってなかったし。それ以上に悪かったのは実はピッチングスタッフ。完投能力のあるドミンゴがいないし、朝倉はノーコン再発中。ルーキーが活躍してたけど、それは裏を返せばルーキーに頼るしかなかったのが実情。結局交流戦後半は多少盛り返したものの、大きく負け越した。中日のパリーグアレルギーは解消されていない。
交流戦終了後もしばらくはこんな状態。ウッズ合流後もとにかく打線が繋がらない。ただその間、ピッチングスタッフが徐々に揃い始める。野口の復活、朝倉の復調。そしてマルティネスの台頭。特にマルティネスがあそこまでやってくれているのは大きい。来日当初は何もできない状態だったのに…。マルティネスがドミンゴの穴を埋めてくれたので先発ローテが埋まり、去年まで中継ぎの柱である落合をそこに戻すことができた。たったこれだけだけど、以後の中日投手陣は見違えるように復調。特に岡本と岩瀬の自作自演サスペンス劇場は最近見なくなった。あと残っているのは山井だけ。山井さえ立ち直ってくれれば投手陣は安泰。
打線のほうは先の札幌での巨人戦で完全に復活。あの2連戦、相手の上原・工藤の両投手を完全に打ち崩し、2試合連続の二桁得点。そこから昨日のオールスター前最終戦まで磐石の戦い方で7連勝。この間の勝ち方は去年、一番強かった時の中日。最小得点を守り通す。これで阪神とのゲーム差も最低目標だった5ゲームまで縮められた。…が、後半戦で阪神と10試合残っていても、それが5割だったら意味がない。最低7勝。後は他球団のエースクラスに阪神を任す!(笑)なりふり構っちゃいられない。
オールスター投票案(再)(6月30日)
そんなワケで本当に再放送をやってみた(笑)。昨年の7月3日更新分の野球談義からそのままコピペ。当時は川崎がオールスター投票で1位になるという大事件が勃発しておりました。あの事件はほとんど何の意味もなしませんでしたね。多少は変わったけど、結局は川崎の苦しみ損…。ちなみにこの元ネタの前にも俺は投票形式が気に食わねぇ!と叫んでおります。つーか、至るところで。それと、俺はもう去年から投票してません。なんつーか、投票する気が起きない。どのみち阪神一色で決まりなんだもん…。シーツとか見ると明らかだもんね。去年から成績が良くなったワケじゃないのに、今年に入ってイキナリ人気が出るなんておかしいでしょ?現状のオールスター投票獲得率=球団依存ってのは大きな問題だと思う。…それでは、以下が2年前の再録になります。新しく同じ文面書くの面倒なんよ。
結局、川崎の逃げ切りアンド出場辞退。井川の繰り上げ当選だそうで。…さておき、これで今の投票形式がアホくさい事に実行委員会はやっと気付いてもらったと思います。ただ、出場資格選手を絞るとかじゃ面白くないんで、いくつか案を考えてみた。
1.出場資格保有選手の選定
…これは各球団に提出してもらいます。球団ごとには選手の査定表があるんだから、それを元にするなどして作ってもらいます。その後、今年の成績やファン層などを元に、実行委員会側でさらに選定してもらって、資格選手を決定してもらう。この時、試合開催日に出場不可の状態に陥っている選手はハナからカットしてください(一時的な二軍落ちなどで回復見込みがある場合は除く)。あと、投票期間中にケガして、回復見込みがなくなったらその時点で資格も剥奪ということで。そもそもどんなに成績が悪くても、投票用紙に名前が載るってのがおかしいんだから。
2.投票ポジションの追加
例えば中継ぎは右と左と分けたり、代打要員、代走要員など、それはもう事細かに。役割分担制の浸透した現代野球、こうする事で色んな選手にスポットが当たります。
3.各ポジションごとの投票可能人数を増やす
例えばショートなら井端と宮本とか、2人まで選べるように。外野は5人くらいかなぁ。こうすると票が散っていくと思うんだよね。一人に対する得票数は増えるだろうけど。ただし…。
4.同一球団に所属する選手への投票制限を設ける
例えば一つの球団ごと、全ポジションの中から2〜3人までとか。今回だとほとんど全ポジションが阪神だけど、外野手を赤星と金本にしたら、もう阪神からは選べないようにする。ただし、これは一回の投票という限定条件。それでも他の同一球団所属選手に投票したいなら他の投票用紙でまた投票することは可能にしておこう。これならある程度票が分散されると思うんですよ。反面、中途半端に知ってる選手に入れちゃったりもするだろうけど、そこまでして同一球団に入れるなんてしたくないって人も出るだろうから。
5.ネット投票は携帯電話からのみ
携帯だとパケット通信だから、投票するたびにパケ代がかかる。PCからネット投票するより損するからね、そこまでしないと思うよ。まぁホントに投票したい人も削ることになっちゃうんだけど…。セキュリティがきちんとすればって言っても、それもなかなか難しいワケで。
6.まとめ
まずポジションというか、役割ごとに投票できるようにする事で、純粋な「投票」により選出される選手が増えます。だって監督推薦ってのも選出理由が曖昧だし、その分その枠を減らしていいと思う。そして一球団ごとの投票制限を設ける事で、投票される選手が分散される。少なくとも今回のような極端な結果にはならないと思う。ていうか元を正せば、マスコミがもっと全球団を幅広く扱えば集中したりしないと思うんだけどねぇ。
…え〜っと、とりあえずこんなカンジで考えてみた。ただこれだとマニア層しか残らないんだよなぁ(笑)。野球人気低迷が問題になってる今、ファンの門戸を狭めるのもどうかと思うワケで…。色々難しいなぁ。
バカらしい気がする(5月16日)
どうにもさ、腑に落ちないんだよね。王監督の発言が。大体、ジャッジに対して抗議するのはアンタでもするだろうが。自分のチームのために。問題があるなら審判のほうだから、それを落合監督に当てるのは筋が違う気がするな。まぁ王監督が落合監督を毛嫌いしてるのは知ってるけど。だけど前に日記のほうで書いたけど、仮に福留のホームランがジャッジ通りトリプル止まりだったとしても、次打者の渡辺が続いてる以上は効果としては同じなんだよね。そこでホームランじゃなかったら渡辺も打ってなかったとか言われたらそれこそキリがない。
それと、それ以上に俺がムカついてるのがズレータ。あの時、荒木をぶっ潰してくれたラフプレーだね。はっきり言って、ウッズが藤井殴ったのと寸分も変わらない。ていうか、プレーに乗じてやっている時点でもっとタチが悪い。確信犯だろうしね。確かにゲッツー阻止のためにはやってもいいかもしれないけど、それにも限度がある。まぁ今回はきちんと守備妨害になってるけど。例えばホームでのクロスプレーにおいて、サードとホームの中間にさしかかった辺りで捕手に送球が来たタイミングで走者が体当りかましたら、それは許されるかな?結局、このプレーにおける処置はこの守備妨害だけ。プレーに紛らせれば何やってもいいらしいよ?相手にケガさせるまでの妨害はさすがにちょっと…。
大体、どっちも真剣に野球やってりゃそれくらいのイザコザは発生するよ。それを含めて野球なんだから、そーゆーのがイヤなら辞めるしかないんじゃない?何だか、ウッズが藤井殴った時の落合監督の発言の意味が分かった気がするよ。ダイエー時代から含めて、王監督の手腕は凄いとは思うけど、人となりは好きじゃないな。まぁ落合監督もそんな好きなタイプじゃないけど(笑)。つーか、この二人のやりとりは微妙に小学生レベルな気もする。事の始まりは審判の曖昧な判定なんだけどなぁ。
最後に提案。球場のフェンスは一番上を尖らせておけばいいと思います。そうしたら必ずどちらかに跳ねるもん。フェンスの厚み分の平らな部分があるから微妙な跳ねかえり方をするのだ。
交流戦が始まった(5月9日)
さて、改革元年とうたわれるもの。そんな交流戦でありますが、その最初の中継は巨人と楽天の最下位同士のカードのみ。所詮その程度なんですよ、マスコミの認識は。交流しようという気が毛頭見られない。普通なら首位が絡んだカードを中継するべきだろう。中日とオリックス。ロッテと横浜の試合こそ中継すべきだった。巨人を勝たせることで数字を取ろうという魂胆は丸見えだが、それ以外に組まれてるカード自体は人気球団とその反対と言えるカンジで、上手く分散されているような気がする。そりゃイキナリ巨人とソフトバンクのカードは組めないよな。ある種切り札なんだから。そういう点では今回の出だしは良かったんじゃないでしょうか?
しかしこれに便乗して来年あたりまた1リーグとか叫びそうなアホジジイが出そうな気がする。何度も言うけどさ、1リーグにしたら次に危機が訪れた時の回避策はなくなるよ?交流戦は2リーグ維持のための措置であって、球団削減による1リーグ移行への前段階じゃないんだから。…と思いたい。まぁ選手やファンが同意した上での1リーグなら良いと思うけどね。少なくとも俺自身は現段階での1リーグ制への移行は反対する。交流戦だから盛り上がるんであって、それが日常と化したらまた飽きられるよ。
ウッズ(5月9日)
本日2本目。ちょっと遅れながらウッズが藤井を殴った件について。
実はウッズ、中日スポーツ紙上で犯行予告してます。まぁそれは本人なりのジョークなんだが。結局今年のウッズは内角攻めをされまくった挙句、死球骨折まで食らってるから、ああいう当たらない球であっても、本人のその日の気分如何でイラついてしまったんだろう。でもさ、投手としては内角攻めないと仕方ないもんねぇ。大体、ボールが恐くなかったら打者は無敵だよ。野球にならない。
ただ、ウッズを庇う気はさらさらないが、殴られた藤井の今の動向も気に食わないな。今になって時間差で文句つけるくらいなら、あの日、連盟からウッズに対する処罰(出場停止10試合と罰金50万)が決定した日のうちにきちんと提訴するべきだった。しかも、一度は「過去最大の罰」ということに納得してるんだから。それが今になって腫れただの、次の登板飛ばすことになったら再提訴するとか、言ってる事が良く分かりません。確かに殴ったウッズが100パー悪いんだよ。だけど今になって再び持ち出すのはちょっとおかしいかなと。つまり、裁判で一度出された判決に納得しておきながら、やっぱりやめたっていうことだもんね。
でも、今回の件で一番おかしい発言したのは他でもない落合監督。確かにそれはその通りだよ。間違ってない。だけどさ、それを実際に野球に関わってる上、一チームの監督という立場の人が言っちゃうのはマズいかな。それはファンとか、責任のない立場の人間が好き勝手に言ってるから許される発言だと思う。ただね、だったら珍プレー好プレーで乱闘をおもしろおかしく扱ってるほうにも問題はあるね。落合監督はもしかしたらそういう事を言いたかったのかもしれない。
開幕カード勝ち越し(4月4日)
…ここでは「ッ!」とか使いませんよ?だってこのページは1年続くんだもん。1年後に使ってたら時代遅れやー(笑)
さてさて、中日の開幕カードの対横浜。結果として2勝1敗と勝ち越したワケですが、本当に危なかった。一歩間違えば3タテ食らってた展開だからね。しかも多村とウィットという主軸を欠いた打線相手に。
まずは初戦。今年はサプライズなしで川上と三浦の先発。余談だが俺は横浜のエースは斉藤隆だと思ってるので、今回はエース対決とは思ってない。実際、中日は三浦はカモ、斉藤隆は苦手としている。…とはいえ、川上はオープン戦であまり良くなかったので不安一杯。しかしながらその川上が立ち上がりからピンチを招きながらも要所を締める投球で抑え続け、最大のピンチだった5回のノーアウト1、3塁も気迫で抑え込む。その間に打線が奮起しなかったのは去年と同じ不安材料のひとつ。相変わらず序盤に点が取れない。去年後半はそれがなくなってたんだけど。結局試合は9回表までスコアレス。そして迎えた9回裏、先頭の立浪のスリーベースから満塁策を取った横浜。1点取られたら即試合終了な以上、これは戦術として間違ってはない。というか、これしかないだろう。問題は立浪の打球を逸らした鈴木尚にある。ノーアウトであそこまでムリして突っ込む必要はなかったかなと。あれをシングルもしくはダブルで抑えるのとトリプルになるのとは全く違う。結局このままアレックスのサヨナラ満塁弾という劇的な幕切れだったんだけど、ほとんど横浜の自滅。川上が尻上がりだったのに対し、三浦は尻すぼみだった。横浜サイドは継投機を見誤ったと思う。9回に木塚あたりが投げていたらどうなっていたか…。
2戦目。期待の先発・山井が序盤で3失点という展開。しかしながら3回以降は立ち直ったのでとりあえず合格といったところか。相変わらず序盤に点が取れないんだけどねぇ。まぁなんだかんだでコツコツと点を返していくスタイルは変わってないのだが。しかし岡本が良くない。1点差に迫っておきながら1点取られた時点で本来なら負け。しかしながら9回、ハマの大魔人相手に代打の切り札・高橋光信の逆転サヨナラツーラン。そもそも、去年抑え失敗を続けた佐々木だが、その始まりは中日戦で一つもアウトを取れずに終わった時から始まった。今回も中日相手。しかしエース捕手谷繁にスパッと代走英智を起用した落合はさすがだなと。まぁ抑えられた時点で負けだから当然といえば当然か。柳沢も守るだけなら別に不安はないしねぇ。確かに打った高橋も思い切りが良かったが、それにしても佐々木のストレートが134しか出てなかったもんなぁ。この日最速で142キロ。とうとう佐々木時代の終焉か?
3戦目。期待のルーキー・20番を背負う中田が登板。勝利投手目前にしてビッグイニングの荒波に飲まれる。まぁ良い薬になったであろう。良薬、口に苦しである。そう簡単に勝たれても成長しないからな。この日は出る投手出る投手メッタ打ち。しかしながらそこにいたのは期待のチェン、鈴木、高橋聡といった若手。彼らは皆日々勉強だ。まだ始まったばかりでプレッシャーの少ないうちにプロの洗礼を浴びておきなさい。反対に打線は少しずつ点が取れるようになってきた。ここにきて福留にも初安打。打線に限っては明るい試合だった。
そんなワケで開幕カード。不安は多いけど期待もそれくらい大きいネ!っていう展開でした。普通に勝ち負けがあるより面白かったと思います。