名場面集(珍プレー好プレー?)
どんなゲームであれ見せ場というのが必ずあります。
そんなワケで俺が今までやったゲームの中から選りすぐりの名場面でも紹介しようかな、と。
その真意は布教活動ですが(笑)。
…だってさぁ、俺と同じゲームやる人少ないんだもん…。
なお、この企画の性質上ネタバレがあると思われるので注意してください。
(できる限り伏せておきますが)
また、ジャンルとかもごちゃ混ぜにしてあるので見にくいです。
対ガウン〜イルズベイル監獄島(ワイルドアームズ4)
「きっと大人には分かってもらえないRPG」を謳ったWA4において、多分、ある意味では主人公のジュードの母親以上に子供を分かっていた大人。つーか、子供のまま大人になっただけか。渋くてカッコええ役どころ。刑事モノのドラマとかに出てそう。ガウンとの戦闘もそうだが、ガウンの退場シーンはカッコ良すぎだ。今回はあの辺が一番WAぽかった。
対ヒューゴ戦(ワイルドアームズ4)
で、WA4からもうひとつ。ラクウェル最大の見せ場だったヒューゴの二刀流とのガチンコ対決。重たいバスタードソードで細身の二刀は普通は捌けません。それをやってのけたラクウェルに惚れた(笑)。でも、その時ラクウェルが言うヒューゴの弱点とかはウソだよな。いざ戦ってみたら全然違う攻略方法だったし。まぁそれはご愛嬌ってことで。
戦士の絆(ファントムブレイブ 第19話)
思い出したように色々更新してます(笑)。今思い返しても、ファントムブレイブ最大の山場はここ。色々な思惑があってぶつかりあってきたマローネたちとその周りのキャラ達が、最後の最後で協力するっていうのは俺的にはかなりのツボ。ライバルとの共闘はやっぱり燃えます。その中でも獣王拳団団長のドラブはかなりカッコいいと思いまくりです。
ゼロスの裏切り〜対ユグドラシル戦(テイルズオブシンフォニア)
結束したパーティーをいきなり裏切るゼロスの真意と、その後のイベントで一人ずつ脱落していくパーティーメンバーの会話は、歴代テイルズシリーズの中で最も感動するシーンじゃないかなぁと。プレイヤーはもう分かってるんですけどね、ゼロスの真意も、誰も死んでないってことも。個人的にはジーニアスの脱落シーンが一番好きかなぁ。セリフではしいなの「メインイベントには間に合わせてみせる」ってのかな。そして最上階、ユグドラシルの前で全員が揃った時に流れる主題歌のインスト版が最高で最高で。俺、ホントに主題歌のインスト版好きだなぁ(笑)
ひとつの答え(サモンナイト3 第15話)
サモンナイト3最大の見せ場。自らの信念と碧の賢帝を砕かれて挫折した主人公と、主人公の教えを受けてきた生徒の成長が伺えるイベント。まぁ生徒だけでなく、ジャキーニもなかなかいいセリフを吐いたと思いますが。それとこの前の14話でのフレイズのセリフもなかなか。そうして立ち直る主人公と剣の復活、それに携わった1で登場したウィゼル。このあたりの展開はさすがだと。この15話がなかったら、間違いなくシナリオは破綻してたと思います。ちなみにサモンナイト3のシナリオの中で、次点にはヘイゼル絡みのイベント、茨の棘(本編中にはこの表記はないけど)をあげておきます。これも2のシナリオ(人物絡み)と見事に繋がってるあたり、さすがとしか言いようがない。
乱れた振り子(サモンナイト3 第9話サブシナリオ)
サモンナイト3からもうひとつ、クノンのサブシナリオを挙げておきます。主人公によって今まで見ることなかった主人のアルディラの一面を見たことで、機械人形である自分の無力さ…というよりも存在意義そのものに疑問すら抱く。実際はそれがクノンの「意思を持ち、成長する人形」としての成長だったワケですが。2のユエルに代表される、いわゆる「はぐれ」以外の召喚獣の心情を描いた秀逸なシナリオだと思います。
対パリスタパリス〜エンディング(サモンナイト クラフトソード物語)
ホントは御前試合準決勝の対サナレ戦以降からエンディングの流れをまとめておきたいんだけど、まぁサナレをひいきするかどうかで変わると思うんで(笑)。決勝戦の対ヴァリラ戦は結局本編では行われませんが、最後はその二人の対決前の会話で終わる。この二人の会話がむちゃくちゃカッコええのです。「永遠のライバルのままってのもよかったと思うけど」って。特にヴァリラは最初に比べるとかなり変わったしなぁ。ディスガイアのカーチスとは違ったライバルの表現。こっちは幾分子供くさいライバル(まぁ当然なんだけど)関係ですが。ノリ的には全然良かったのです。プラティでヴァリラED見るのもいいかも…。あ、ラスボスの事全く触れてないや(笑)
地球勇者魂!(魔界戦記ディスガイア)
ディスガイア第9話「地球勇者キャプテン・ゴードン」から第13話「WAR OF THE MAKAI 後編」を総称して地球勇者編と呼ばれますが、はっきり言って最初の頃のゴードンはただのオッサン。…が、カーチスが出てきて、ライバルとしてのイベントが出るようになってからはゴードンとカーチスはものごっついカッコええです。カーチスとの対決もさることながら、一番良かったのはカーチス復活シーン。プリニーに成り下がってしまったけど、その戦闘は挿入歌付き。「ライバルとはこうあるべき!」的なイベントが最高でした。
夢と現実と現在と過去(テイルズオブデスティニー2)
ロニとジューダスのためのイベント?とにかく、ロニとジューダスの贖罪とも言える、カイルを助ける理由とか過去とかが泣ける。ロニはとにかく男らしい。友情パワー全開。そしてジューダスは己の信念を貫く強さがカッコいい。ナナリーもきちんと乗り越えたしね。もうこのゲームでクライマックスを除くと一番のイベントだと思われるが…なんか微妙に主人公のカイルだけ弱い気がする…。
リリス対クレス(テイルズオブファンダム)
ファンダムの外伝シナリオ、“リリスがんばります!”のクライマックスイベント。それにしてもリリスはいつからソーディアンの声が聞こえるようになったのだろう?ていうか、クレス。いくらなんでも17歳の女の子をダオスの手先と勘違いしちゃダメだろう(笑)。まぁファンタジアの時のイベントを利用したサブシナリオですね。あの時と根本のシナリオは変わってるけど。ディムロス曰く「素質はスタンをも凌ぐかもしれん」だと。今更そんな分かりきった事言わんでもねぇ…。冥空斬翔剣をかわしてサンダーソードで反撃したあたり、さらに強さに磨きがかかった気がします。故にデスティニー2の主人公はリリス説が出るワケです(笑)
対ベアトリーチェ〜ネガ・ファルガイア戦(ワイルドアームズ3)
ベアトリーチェ1戦目後のマヤのイベントと、最終戦後のイベントからエンディングまでの流れが印象的。主人公ズ=ファルガイアを救った英雄ではなく、あくまでも主人公ズ=渡り鳥グループとして終わった(ここで言う終わったというのはあくまでもシナリオ上の事で、ヴァージニア達の話はまだ続くのだが)のは、最後まで今回のコンセプトが生きてたと思う。…なんて言うか2の終わりがキレイすぎた。もちろんカッコは良かったんだけど、今回の終わり方はWA的カッコ良さを極めた終わり方だったと思います。
マヤ対ジークフリード(ワイルドアームズ3)
シナリオ中にマヤがジークと対決するシーンは2度ありますが、これは両方です。1回目はイベント戦闘としてサシで勝負するシーン。ジークを完全に追い詰めます。そして2度目はヴァージニア達のジーク戦後のイベント。正確にはマヤの脱出シーンですね。これもカッコええです。マヤのマヤたる所以というか信念というか(笑)。シュレディンガー一家はぜひ仲間になって(たとえ一時的でも)自分で操作してみたかったと思います。
悲しい嘘(サモンナイト2 第14話外伝)
俺的にはサモン2全シナリオ中、最終戦からEDを含めてもこれ以上のシナリオはないってくらい最高に泣いたシナリオ。ユエル萌え!(爆)…まぁそれはさておき、マジで泣けます。フラグ立ても複雑なだけありますね。都月氏の言う「はぐれ召喚獣の悲惨さ」(サモンナイトコレクションより抜粋)。…このシナリオを見ずしてサモンナイトは語れないと思います。ちなみにユエルシナリオのフラグは攻略日記にて公開してます。これからやる人は参考にどうぞ。このシナリオでのユエルの「今までありがとね、みんな…。それと…。ごめんねぇぇ…っ」というセリフはマジで泣く。
ワイルドアームズ2最終戦・対ロードブレイザー戦(ワイルドアームズ2)
正確な位置付けとしては最終戦後のイベント戦闘といったカンジですね。普通にやれば負けないし。ここはもう何も言う事がないくらい盛り上がります。主題歌のインストアレンジ版をBGMに、ファルガイア全ての人の想いをかけた戦い。個人的にはアナスタシアとテリィのセリフが好きです。
ミッドガルズ空中戦(テイルズオブファンタジア)
ファンタジア中盤最大のヤマ・ヴァルハラ戦役後のイベント。クレスとアーチェのみの戦闘で、しかもクレスは突きしかできないという制約付き。しかも連戦、ボスあり。BGMがカッコいい。PS版はSFC版に比べると難易度は低くなってました。
対リリス戦(テイルズオブファンタジア)
闘技場でガルフビーストを8回倒すと乱入してくる(リリスはデスティニー初期ロットに限りバグで仲間になりますが)。兄・スタンよりはるかに強い。必殺のサンダーソードに加え、兄の技をアレンジした技・獅吼爆雷陣を習得し、クレスの最終奥義・冥空斬翔剣に匹敵する雷牙という奥義まで備える始末。かわいい顔してBGMはガルフビーストや精霊戦と同じ。とかく強い。
テイルズオブファンタジアエンディング(テイルズオブファンタジア)
今まで数多くのゲームをやってきたけど、未だにTOPに叶うエンディングのゲームを見たことがありません。他のテイルズシリーズですら足元に及びません。…まぁ、ボスを倒した後に待ってるのは仲間との永遠の別れという、時間をテーマに組み入れた設定の勝利とも言えますが。PS版ではすずが仲間にいると、一番最初にすずと別れるシーンが入りますが、ここが一番盛り上がると思います。
テイルズオブエターニア最終戦・対シゼル、ネレイド戦(テイルズオブエターニア)
俺的にエターニアのシナリオはアウトなんだけど、この最終戦の見せ方はかなりカッコいいです。今までにない見せ方が印象的で、エターナル・インフィニティとエターナル・ファイナリティのぶつかり合いのエフェクトとか見事です。一応、リッドがいなくても勝てるらしいですよ?
キャプテン・オマール対悪魔将軍ヴルーテ(ラ・ピュセル 光の聖女伝説)
正確にはこの一戦を含め、前後に入るイベントのことを指します。オマールのセリフ、サラドのセリフ、そしてオマールとヤッタニャーの会話。このゲーム、キャラデザからして萌えゲーかと思わせといて、実はカッコいいゲームだった(笑)。…漢。まさに漢だね。男でなく漢。オマールはまさにそれ。
1291年 エッグとの死闘〜1306年 最後のメガリス(サガフロンティア2)
リッチ編の最終シナリオであるエッグとの死闘はプレイヤー視点で操作するナイツ家3代の中で唯一不幸に終わる。このシナリオの最後にジニーが生まれ、その後最終戦までの流れというのは歴史モノの裏側、住人から見た世界のシナリオってカンジでよい。まぁこのゲームはシステム上の制約が多いのが難しいところですが…。
イルム・ザーンまであと9日(エターナルメロディ)
正確にはED対象キャラのキャラ別イベント3から最終戦までの流れ、ということになりますが。最終目的地に着けば待ってるのは永遠の別れかもしれないワケで、特に書いた通り、「イルム・ザーンまであと9日」って出た時はやっぱ両者の間に色んな感情が流れるのでしょう。主人公としては「このまま帰っていいのか?」、ヒロインとしては「帰らしてあげたいけど別れたくない」とか。行間読むとかなり切ないですな(笑)。個人的には主人公が帰れないパターンのほうが好きです。
対地獄釜の肉助戦(天外魔境2)
またえらく昔のゲームを持ち出して来たなぁ(笑)。これはもう珍プレーに分類されますね。越後から修行のため別行動をとってきたカブキ団十郎が復帰して初めて4人パーティでする戦闘。カブキの復帰シーンは見事にカブキ団十郎。仮にPS2でリメイクしたらそのエフェクトはさらにハデになるに違いない。まぁ天外シリーズは風雲カブキ伝でコケて終わりましたがね(爆)。個人的にはまた出して欲しいのですが…。
タロット占い(クラナド 杏シナリオ)
いい表題が思い浮かばなかったので適当。そんなワケで何度もいうように、クラナドは杏シナリオがイチオシ。キャラ的にも杏は一番だしねぇ。何がいいかって言うと、やっぱあのドロドロ愛憎劇。お前らホント高校生かと(笑)。それと春原も普段のギャグキャラを越えたいい味を出していたと思う。ちなみにクラナド次点は幸村の一言で朋也が風子を思い出したシーンで。
朝霧かずさ対朝霧一紗、神崎貴広対飯島克己(モエかん かずさシナリオ)
モエかんの中でも最も手に汗握るだろうと思われる最大のイベント。前作二重影の名残というか、SCA−自節というか(笑)。元来こういうノリが好きなのもあるけど、やっぱ戦闘シーンはいい。その中で明らかになるかずさの正体と目的、ナーサリークライムの称号と「漆黒の神崎」の二つ名を持つ貴広の真の実力など、状況が二転三転して目が離せない展開が続く。この前にある井上先生絡みのイベントもなかなか良かったと思う。それと、この後のエンディングの流れの中で一番良かったのは灯台のおばさんのセリフではないかと。
「ボクのこと忘れてください…」(Kanon あゆシナリオ)
さて、エロゲも交えてきましたね(笑)。何度も言う通り、俺個人はなゆきすとなんですが、純粋にKanonで一番のシーンって言えばやはりあゆシナリオのクライマックスになるでしょう。全てのネタが分かってる今、もう一度やっても泣く自信があります(笑)。っていうか、泣かない人いないと思います。このゲームはギャルゲーとかやらない人でもぜひやって欲しいんですけどねぇ…。
「だから、あなたのこと忘れます…」(ONE〜輝く季節へ〜 茜シナリオ)
これも理由的にはあゆシナリオと同じですかねぇ。メインは長森なんですが、全体の世界観を握ってるのは茜のシナリオだと思う。彼女は2回目ですしね。やっとこさ過去の呪縛から解放されたと思ったらこの仕打ちですから。普通に泣きますよね、この話も…。
レイン川の攻防(キャッスルファンタジア聖魔大戦 第14章)
個人的に現段階で、PCのRPGではこのゲームが一番。中盤のヤマでガヤックとの最終戦ということになります。聖魔大戦は戦記モノですが、シナリオ上プレイヤー側が善ということもないので一概に悪と戦ってるというワケでもありません。ガヤックも自らの正義と国のために戦ってますしね。これもBGMに主題歌のインスト版を使ってうまく盛り上げてます。ヒロインの一人・シルエラとの関係もあり、かなりいい味のあるシナリオだと思います。なんかオリジナル版のほうが2800円で再発売するらしいのでいかが?
うたわれるもの(うたわれるもの 最終戦)
最終戦後。あそこで流れる歌は反則。AIRで言う青空くらい反則。っていうか、回復しかできないエルルゥだけが生き残った時のやるせなさはどうしてくれよう?(笑)…いや、まぁそんなヨタ話は置いといて、この場面は最高でした。上に書いた聖魔大戦のレイン川の攻防抜いたね。でも個人的にはエピローグが好きじゃない。味はあるんだけど…。
「がんばったから、もうゴールしてもいいよね…」(AIR AIR編クライマックス)
だからさぁ、青空の破壊力が強すぎるんだって。いや、絶対泣くもん。DC版、まだそこまで進んでないけど(おい)声付きだからなぁ。凄いことになるんだろうな…。