進め!電波小説
早く続きを送って来い。
結構楽しみにしてるんだぞ(笑)
つーか、いきなり他の話送ってくるのは禁止。
続き気になるっちゅうねん。
あと、俺を登場させるならモデル料ください(笑)
タイトル不明 (2000年7月30日0時19分43秒着)
沢群は部屋の中をぐるりと一周すると中央で座禅を組み瞑想を始めた。
ピンと張り詰めた空気の中、ゆっくりと目を開けると眼前にチェーンソウを持った一人の男が立っていた。
「これでまっぷたつにすれば終わりなんて悲しすぎる・・・・・・あんた本当に神なのか?」
男はそう言うとその場を後にした。
沢群は今の出来事を忘れることにし、再び瞑想を始めた。
―――どうせ次は2だろ?
だが、沢群の予想ははずれていた。
眼前に現れたのは、制服姿の青年だった。青年は辺りをきょろきょろ見回し、
「ふ〜ん・・・ここが永遠の世界かぁ〜」
と言い残すとその場を後にした。
――― チッ・・・2じゃなくて1(ONE)かよ。
沢群は修行の旅に出ることにした。
旅に出た沢群だったが、いきなり防衛システムに行く手を阻まれてしまう。
「そ、そんな馬鹿な!まだレベルが低すぎる!」
次回―――でたらめからすとくしうさぎ
をお楽しみに!
トラウマ・・・ (2000年9月19日5時33分29秒着)
沢群は焦った。
手にきつく握り締めていた380円をさらにきつく握り締めた。
―何でだよ・・・なんで380円しかねぇんだよ・・・
肩を落としとぼとぼと歩いていると、目の前に見知った人物を発見し、思わず顔から笑みをこぼした。
「お〜い、K!」
Kが呼ばれる方へ顔を向けると、ニヤニヤしながら駆け寄ってくる沢群がいた。
Kは鉄パイプを持って身構えた。
「ば、馬鹿。何をするつもりだ?」
「それはこっちの台詞だ!何か用か?」
「10円貸してくれ。」
「10円?なんで?」
「いいから頼む!貸してくれ!」
Kは財布から10円を取り出そうとしたが、
「わりぃ、10円ない。1万円ならあるけど。」
「き、貴様・・・」
「しょうがないだろ?無いものは無いんだからさ。」
「くそ・・・こうなったら・・・」
沢群は、意を決し自動販売機の前できょろきょろと辺りを見まわすと、懐から銀色に輝く硬貨を取り出した。
Kはそれを見て愕然とした。
―おいおい・・・それって偽造硬貨じゃねえの?
そう思ったが口にはしなかった。沢群がそれをどうするのか興味があったからだ。
次回予告
偽造硬貨を使おうとする沢群、それを見守るK、果たして沢群は無事、「かってに改蔵」を買うことができるのか?
次回、『何でコナンがあるのに改蔵がねえんだよ!』をお送りします。
狂戦士じゃダメなんじゃないの? (2000年9月19日0時3分59秒着)
「な、何なんだ・・・あれは・・・。」
サンダーは砂塵巻き上がる水平線を見つめたまま絶句した。
こちらに向かって全力疾走してくるのは馬を駆る鎧武者10名。
だが、サンダーが絶句する理由は他にあった。
鎧武者の後方で不気味な輝きを放つ巨大な鉄の塊を発見したからだった。
「防衛システムだ!!!!!」
村人Aがそう叫んだ瞬間、その場にいた人々は絶叫しながら遁走した。
「ま、待ってくれ!」
サンダーは逃げ惑う人々の背中を見つめながら焦った。
―こ、腰が抜けて動けねえ・・・
絶望する自分の足元に立ち止まる影に顔を上げると、そこには喋る犬マン・グース、通称グースがいた。
「お、お前・・・助けてくれるのか?」
グースはニヤリとサンダーに笑みを向けた。
「バーカ、だっせー腰抜かしてやんの。」
そう言うと、自分の尻をペンペンと叩きそのまま逃げていった。
「貴様・・・死ね!!!」
サンダーは足元に落ちていたゴールデンアクスを力いっぱい投げた。
「グハッ・・・」
それを背中に受けたグースは力なくその場に倒れた。その目にはもはや光はなかった。
「クックックック・・・ハッハッハッハ・・・馬鹿なヤツめ。思い知ったか!」
馬鹿はお前である。どうするの?これから・・・
何処からか聞こえてくるその言葉に、はっと我に返ったサンダーは自分の置かれている状況を認識し、再び焦った。
「そうだ・・・どうすりゃいいんだ・・・」
その時だった。後方から途切れ途切れ、微かに聞こえてくる声に振り向くと馬を駆る鎧武者がこちらに向かって何か言っていた。
サンダーは耳に手を当て、『聞こえなかった。もう一度言ってくれ。』というジェスチャーをした。
そして、今度は明瞭に聞こえたその言葉に愕然とした。
―な、何だって?・・・
希望を込めてもう一度ジェスチャーをするが、返ってくるのは同じ言葉だった。
「なんでこの俺が!!!!!」
鎧武者が言った言葉、それは・・・『貴様だな!!!この防衛システムを起動させたのは!!!』
何故そうなるのか、サンダーにはさっぱり理解できなかった。