2004年年間ランキング

基本的には去年から準拠。

ゲーム系ランキングでは、タイトルやキャラ名が青色がコンシューマ、赤色がPC。
マンガ系ランキングでは、タイトルやキャラ・作家名が青色がストーリーもの、赤色が4コマになります。
受賞基準はだいたい今までと同じですが、詳しくはトップページに書いてあります。


ゲーム系・作品タイトル

<最優秀作品賞>

CLANNAD(PC/Key/AVG)

というワケで色々悩んだ末、クラナドにしました。他にもファントムブレイブとかクラフト2とか競合したけど、まぁ総合力でこちらかなと。クラナドは智代コンボとか風子マスターとかのお遊びフラグが一杯あって、ともすれば読んで終わりがちなアドベンチャーに本筋のシナリオ外とは言え選択する楽しみ、つまりゲーム性を持たせたことを最大限評価したいと思うので。メインヒロイン一強というシステムは個人的には好きじゃないんだけどね。

<優秀作品賞>

ファントムプレイブ(PS2/日本一ソフトウェア/S・RPG)

そして今季2位作品は並居るコンシューマ作品の面目躍如ということで上半期を支えたファントムブレイブを。発売前の低評価を覆すほどの高レベルのゲームだった。相変わらず「やり込みありき」のシステム上、シナリオでのラスボスとのバランスが難しいとは思うんだが、クリア後の隠し要素など十分な配慮はありました。ディスガイアに比べるとキャラでなくアイテムを育てているカンジで、キャラに対する愛着が沸きにくかったのは残念だけど、それでもレベルの上げやすさやアイテム強化のしやすさなど、ディスガイアに比べとっつきやすいやり込みだったのは良かった。

<審査員特別賞>

サモンナイト クラフトソード物語2(GBA/バンプレスト/RPG)

モエカす(PC/ケロQ/ファンディスク)

サモンナイト亜流のクラフト2。サモンナイト2のキャラが絡んだり、クラフト1に比べて簡略化されたことにより楽しく、やり込みやすくなった武器作成など、携帯ゲームでありながら十分に楽しめました。戦闘に音声が入ったので臨場感も増し、クリア後の追加ダンジョンなども飽きずにやれた。

そしてもう一本、モエかんファンディスクのモエカす。モエカすの存在意義はモエかん霧島シナリオのリライト。この霧島リライトの終わり方が結局曖昧だったことはさておき、モエかん(ケロQのゲーム)の魅力だった戦闘シーンの力の入れ具合は見事だったと。ただ読んでいるだけなのに血沸き肉踊るテキストとエフェクト。カッコよかった…マジで。

<最優秀新作品賞>

ぷにぷに☆はんどメイド(PC/クローバー/AVG)

個人的にはクラナドに勝るとも劣らない評価をしてます。今季一番の大穴ソフト。合計4本(+1)追加シナリオの配信など、プレイヤーに対する配慮が十分になされていたのが好印象。下半期だけの評価ならナンバーワン。

<最優秀クリエイター賞>

麻枝准(クラナド/シナリオ他)

これはかなり悩みました。まぁ最優秀にクラナドを持ってきたならクリエイターもこの人で決まりにするしかないというか…。でも内在的に選びたい人の中で横一線だったんですよ。色々総合的にこうなっただけで。いや、クラナドは確かに良かったんです。ただマイナス面も大きかったというか…。まぁそれ差し引いても総合的にこの人が凄かったことに変わりないんで。

<レコード大賞>

メグメル(クラナドテーマソング)

実はこれも2強が横一線。しかしながらそれも同じクラナド内の小さな手のひら。どっちがいいかなぁと思った結果、まぁムービーも伴った評価ということと、オープニング(と言えるのか?)でメインテーマソングということでこっちに。あと、イリスのアトリエのオープニングも霜月はるかの歌声がかなり良かったです。まぁフルコーラス聞いたことがないんで外しましたが、聞いた事があれば変わったかもしれません。ちなみにIZUMO2のオープニングも良いと思うが、これはフルコーラスになると途端にダメに聞こえたという変わり種。なぜ?

<ベストBGM賞>

刻渡る風、郷里はるか(イリスのアトリエ エターナルマナ/フィールドBGM)

色々好きなBGMは多かったんだけど、これは総合で判断してイリスのアトリエから出しました。BGM全てがイリスの世界観に合っていた。特にフィールドを動き回るのは今までのシリーズにない要素だったんだが、そこに絡めた音楽が良かったというのは印象深い。今季、他に好きだったのはパワプロサクセスの地区大会のBGM、ぷにぷにから「お前とお前は帰ってくるな」他2曲、クラナドから「それは風のように」など。

<最優秀ムービー賞>

イリスのアトリエOPムービー

実況パワフルプロ野球11OPムービー

まずはイリスオープニング。レコード大賞のトコでも書いたけど、まず歌は文句なくいい。それにアニメーションが上手く絡んでいる。中盤の「開かずの小箱〜」あたりのシーンとか。

で、もうひとつパワプロのオープニング。これは後半の作りですね。今までがサクセスだけをイメージした作りだったのに対して、基本である「プロ野球」を全面に押し出した構成になってるのがかなり良かった。たださ、決定版でも開幕版と同じのはねぇ…。今季優勝した中日でなく阪神の八木なんですよ。次の開幕版で作りが変わっても、もし中日や西武が最下位独走とかして中日(川上)や西武(和田)を最後に持ってきたら逆に寒いだけじゃん?

<最優秀イベント賞>

戦士のきずな(ファントムブレイブ第19話)

モエカす(霧島シナリオリライト)

全体的にマローネの不幸っぷりがツラかったファントムブレイブ。シナリオ過程でマローネがどんどん認められて行くなかで、最も印象に残ったのがこの第19話における、各レイヴンが助っ人に来るシーン。その中で最もマローネに関わった獣王拳団のドラブとか、物凄く燃えあがったシーン。

それと同じく、燃えあがったのはモエカすの霧島リライト。極東登場以後はもう戦闘に次ぐ戦闘で熱くて熱くてたまらない(笑)。今季、実は萌えというよりも燃えのシナリオのが多かったと思うのは気のせいか?

…つーワケで今季は萌えイベントからの選出はなし!

ゲーム系・個人タイトル

<MVP>

藤林杏(クラナド)

世間的に見れば結構意外な選出だと思われるけど。クラナドを全体的に彩ったのは春原と杏。で、まぁその中でも杏は他シナリオでもそれなりに目立った活躍をしてたんで。

<最優秀新人賞>

ゆい(ぷにぷに☆はんどメイド)

ぷにぷには俺の中で本当に頑張ったよ。いささかメインよりサブキャラの女仙丹メイドのがクセがあって目立ってたけど(笑)。ゆいはポーカーフェイスと毒っぷりが俺的ストライクでした。

<沢群賞>

神崎貴広(モエカす)

いやぁ、萌えたね、神崎所長。漆黒を扱えるようになると強い強い。こんなにカッコいい主人公は他にいない気がする。そんなワケで2年連続受賞。

<カムバック賞>

コレット・ブルーネル(テイルズオブシンフォニア)

テイルズ史上最も過酷なヒロイン。去年もベストナインやらに選んだけど、PS2版をやったということでカムバック賞にします。

<最優秀サブキャラクター賞>

ドラブ(ファントムブレイブ)

…いやぁ、超意外。ドラブは本当にサブキャラです。ちょこっとしか出ません。でもマローネの運命の分岐点にいた…というか、無関係の人間(クロームとレイヴンというライバル的地位にいながら)で真っ先に認めたのは他でもないドラブ。19話で駆けつけて来た時は特に良かった。他にもイリスのアトリエのビオラも候補だったんだけど、ドラブの競り勝ちで。

<最優秀バッテリー賞>

古河秋生+古河早苗(クラナド)

決まり。もう文句なしにこの人たちしかいない。もはやコメントもいらないでしょう(笑)

<失策王>

春原陽平(クラナド)

これも春原以外には思いつかない。春原を選ばずに誰を選ぶというのですか(笑)

<ベストナイン>

藤林杏(クラナド)

前人気ではそんなに高くなかったんだけど、シナリオのドロドロ具合は最高に良かった(個人的趣味)。ことみシナリオでの姉御っぷりなトコとか、春原に対する鬼の仕打ちとか、そーゆーのが好きだった。ツッコミ担当は自然と評価を上げてしまうのが俺(笑)

伊吹風子(クラナド)

風子はもうしゃべりが俺的にドツボ(?)。風子も前人気ではここまで来るとは思わなかったなぁ。

古河渚(クラナド)

メインヒロインを上位に持ってくることはあまりないんだけど、渚は普通に可愛かったかなと。

コレット・ブルーネル(テイルズオブシンフォニア)

なんというか、ここまで健気なヒロインもなかなかお目にかかれない。自らの役目に正面からぶつかって、色々な思惑に振りまわされて、それでも立ちあがって…。それは決して一人の力じゃなかったかもしれないけど、やっぱり自分の力だったワケで。2年連続受賞(コメントは去年のまま)。

三ノ宮ゆかり(フローラリアプラス)

フローラリアのヒロイン3人は単純に先輩、同級生、後輩の対比があったから、年上好きの俺としては真っ先にゆんちゃんを選んだワケです。それ以外に理由などあろうか?(笑)

ゆい(ぷにぷに☆はんどメイド)

新人王のトコに書いた理由に準拠。ポーカーフェイスからさり気なく繰り出される毒っぷりがナイス。女仙丹メイドの中では最も元の状態の性格を表してたなぁ。

神崎貴広(モエカす)

…というワケで、理由は沢群賞に準拠。やっぱ神崎所長はカッコええです。

小牧愛佳(トゥハート2)

滑り込み。今季一番最後で最も萌えたキャラ。あたふたっぷりとかすげー可愛い。何気に由真シナリオでの世話焼きっぷりがヨイです。発売時期さえもう少し早ければMVPだってあり得たよ。例え最優秀作品でなかったとしても。バルガス爆発(違う上にもういない)

柚原このみ(トゥハート2)

トゥハート2メインヒロインの面目躍如で。最初っから最後まで可愛かったと思いますよ。つーか、ジンギスカンの歌が頭から離れない(笑)

<ゴールデングラブ賞>

伊吹風子(クラナド)

風子は自身のシナリオでなく、アフターストーリーで評価を上げまくった変わり種。レビューでも書いたけど、風子との再婚はアリだと。あんな事言われたら、俺だったら間違いなくその場で押し倒す自信がある(爆)。それくらいぐっとキた。

春原陽平(クラナド)

クラナドは春原がいたからこそ成り立っていたと断言したい。本人のシナリオだけでなく、智代最大ヒットやヘタレっぷりなどのギャグ、杏シナリオでの役割など、様々な場面で活躍してたと思うので。

プレセア・コンバティール(テイルズオブシンフォニア)

通常攻撃こそ2段止まりだけど、特技は破壊力と攻撃範囲に優れてて頼もしい。PS2版で追加された秘奥義は全キャラ中で最も条件が甘くて使いやすいこともあり、動きのズブさを差し引いて操作キャラとしてもかなり使った。

エア・コルトハーツ(サモンナイト クラフトソード物語2)

前作では男のクリュウを選んだんで、今回主人公は女のエアを使いました。純粋にこれが本編ならあれだけの種類の武器を扱えるなら最強だろうね。ナックル使用時の掛け声がヨイ。

霧島香織(モエカす)

モエカすの霧島リライトで初めてノーナンバーとしての実力を見た。カッコええ。

リイタ・ブランシモン(イリスのアトリエ エターナルマナ)

シナリオもいいんだが、それ以上に戦闘での活躍。スピードがあるキャラが強いシステムだったからねぇ。攻撃から交代要員まで幅広い使い方が。マナが減っていくのはツラかった(というかめんどかった)けど。弱点の補正次第ではマレッタとかより断然強くなる。つーか、このゲーム女キャラのが断然強いんで。

ビオラ(イリスのアトリエ エターナルマナ)

クロノフレームの作成を含め、リイタとの関係がなかなか良かったですよ。そのくせクレインにはストレートに迫ってくるあたりも。愛情たっぷりパンのイベントはなかなか笑った。

小牧愛佳(トゥハート2)

よもや由真のシナリオでのほうが本人のシナリオより可愛く見えてしまったのはどうしたものか(笑)

向坂環(トゥハート2)
トゥハート2からもう一人滑り込みでタマ姉。結局貴明の女嫌い(苦手)の「本当の」原因はこの人にあったんだから、真ヒロインはタマ姉だと思うんです。このみシナリオでの立ち振る舞いとかね。幼なじみとして、姉としての役割もカッコ良かったと思います。

〜ゲーム部門総評〜

今年は本数こそ少なめだったけど比較的コンシューマ・PC(クラナドが非18禁なのでエロゲと括らないことにした)ともにバランス良くやったかなと。まぁクリアした本数に換算するとPCはほとんどクリアしてないことになるけど。結局クリアしたと言えるのはクラナド、モエカす、ぷにぷにの3つ。

だからコンシューマが強かった、と言えるかどうかは疑問。最優秀がクラナド、特別賞にモエカす、最優秀新作にぷにぷにとなってるあたり、インパクトという点ではこっちに分があったと思う。まぁ自由な発想でやれるのがこっちの強みなんだけど。反対にきっちりやり込んだと言えるコンシューマはファントムブレイブとクラフト2、パワプロくらい。ファントムブレイブはシナリオの印象が低く、クラフト2も携帯ゲームの域は出ない。そういった観点から見てもPCのがレベル高かった気がするんだよねぇ。そもそも滑り込んでくるハズだったテイルズオブリバースは俺の中で問題になっている(笑)。トゥハート2のが断然面白かった。トゥハート2は発売が延びさえしなきゃもっと作品としてもキャラも出てきたと思う。ランキングを作るにあたってより読解するほどの時間がなかったのは悔やまれる。

…ちなみにベストナインとかから名雪の名前が消えたけど、殿堂入りしたということになってます(笑)

〜個人的な来季展望〜

まずコンシューマ部門。現段階の情報ではダントツで3月のワイルドアームズ4。これはもう絶対に買う。そしてやり込んでやる。戦闘システムがちょっと理解できないが、ダンジョンの仕掛けとか楽しそう。次はその1週間前に日本一からファントムキングダムが出るが、今回はちょっと微妙。確かにディスガイアで下げた評価をファントムブレイブで巻き返したけど、今回また同じパターンで来られるとねぇ。結局パワプロサクセスと同じなんですよ。「やり込みありき」という点で。そうなると対戦とかがない分、やり込むことを強制…とまで言わないにしても、それを前提とするシステムにはそろそろ飽きが来ちゃったかなと。ただシナリオ展開はディスガイアっぽいコメディになるようなんで、それには惹かれる。それと天外魔境3もあるな。こっちは天外2の思い入れがあるが、GC版をやってみてちょっと時代的にムリがあるような気がして放り出したんで、買うかどうかは微妙。

それとせっかく買ったのに放置されているPSPも活かしたいものですな(笑)。スケジュール見るとそれなりのものはあるんだけどね。パワプロがパワプロくんポケットが出るならPS2版対応になるだろうし、日本一のタイトルから推測してディスガイアっぽいのもあるだろう。その辺りに期待しつつ、やっぱりしばらくは放置(笑)。エターニアを出す理由を教えてください。ファンタジアのシステムを進化させて(三頭身)出して欲しいのに…。

PC部門は買っていたカラフルピュアガールの廃刊により全く情報が入らなくなりました。そんなワケで葉鍵とケロQ、ぷにぷにで評価を上げたクローバー、一応義理でエゴあたりを見守って行きたいと思います。

マンガ系・作品タイトル

<最優秀作品賞>

こわしや我聞(藤木俊)

とりあえず読みきり時代はなかったことにして選出します。ファンタジスタの草葉道輝氏のアシスタントだったことはそっちの単行本で知っていたので、読みきりの時も立ち読みしてたけど。本連載取った時は嬉しかったなぁ、マジで。…建前。まぁ女子高生秘書という新ジャンルを確立した偉大な作品だと思います。女子高生秘書だけで今年どれだけ楽しめたか(笑)。そもそもミルミルリンに置いてある時点でそのテのジャンルであるということなのであろう。間違いない。

<優秀作品賞>

道士郎でござる(西森博之)

「今日から俺は!!」は未だに単行本手放せません。天使な小生意気はちょっと回避していたけど、今回復活。ただ連載追ってると、当たり外れがある気がする。面白い時とそうでない時があるような。

<審査員特別賞>

ねこきっさ(ととねみぎ)

キャラありきの作品な気はするが、まぁ動物好きとしては妥協する。だから俺は動物好きなだけで獣耳好きなワケじゃない!(説得力なし)

<最優秀新作品賞>

こわしや我聞(藤木俊)

最優秀作品に続いて我聞くんを。しつこいようだが、やっぱり女子高生秘書の功績はデカい。それはもうエベレストのごとく。

<最優秀シナリオ賞>

動き出す時1〜3、新しい日(天正やおよろず第23〜26話)

天正やおよろずエピソードゼロ。これで薙刃、迅伐、鎮紅、神無の生い立ちやライルとガルシアの関係が表に出てきて、寄り道ばかりのシナリオがようやく根幹に近づいた(笑)。かと思えば直後、新キャラ2人加えてまた寄り道。でもこのテンポが良いのだろう。少なくとも俺にとっては。

マンガ系・個人タイトル

<MVP(作家)>

重野なおき(のの美捜査中他)

2年連続2度目の受賞で。やっぱグッティー、大家族、のの美の3冊同時発行、しかも全て他社作品同士なのに、同時発行フェアやってしまうあたりがその認知度なのかなと。これってかなり凄いと思う。

<MVP(キャラ)>

國生陽菜(こわしや我聞)

…もう言う事は何もない。今年は女子高生秘書の年。いや、まぁ単純に國生さんのキャラは個人的にもツボだったワケですが。佐々木くんの気持ちも分からんでもない。

<最優秀新人賞(作家)>

藤木俊(こわしや我聞)

読みきりはなかったことになってるも同然なので、そのまま新人作家賞も付けます。まぁただのアクション漫画だったらここまで評価しなかったと思うけど。しかしこの人がファンタジスタの草葉道輝氏のトコでアシスタントやってたとは思えないな(笑)。ファンタジスタって萌えなんてほとんどなかったよ。ヴァレンティノ(おっさん)とかは好きだったけど。そのアシスタントがここまでの萌えマンガを描くとは(萌えマンガちゃう)

<最優秀新人賞(キャラ)>

國生陽菜(こわしや我聞)

だからもう言うことは何もない。タイトル総なめでいいでしょう。

(ここより以下、キャラオンリー選出)

<沢群賞>

桐柳道士郎(道士郎でござる)

連載始まってしばらくになるが、未だにキャラ掴めない(笑)。卑怯かそうでないかを除けばほとんど三橋と変わらない気もするけど。

<カムバック賞>

該当なし

<最優秀サブキャラクター賞>

佐々木亮吾(こわしや我聞)

國生さんに対するストレートな物言いは何より読者の心を代弁しているような気が。國生さんのメイドは彼の一言で決まったのです。だからそれを最大限の評価をします(笑)。もう作者は自分が萌えマンガを描いているということを素直に認めるべきだ。…って、いや、分かってるんだろうな、すでに。

<最優秀バッテリー賞>

永井ハルコ+里見靖(ハルコビヨリ)

で、やっさんはハルコの何がいいのだろうか?ただハルコはメシは作れるという点で、そこいらの女より数段上手なのである。

<失策王>

豪ちゃん親衛隊(瀬戸の花嫁)

ブリ夫、アジ太郎、マグ郎のトリオ。見た目から笑えたんだが、1番笑ったのは「ブリトニー・スピアーズ」のくだり。6巻とかもうコイツラの独壇場だよ…。

<ベストナイン>

國生陽菜(こわしや我聞)

今季のMVP。タイトル総なめだし、文句なしの方向で。

中山朔美(いでじゅう)

つーかさ、普通に純粋すぎて見てられないよ。まぶしすぎるんだ…(笑)

黒崎沙夜子(まほらば)

まほらばの登場人物(女性陣)の中では一番好きなキャラ。ポーカーフェイスのキャラが好きなんですよ。金持ちの令嬢であったとかいう辺り、芹香と雰囲気が被ってなくもない。

マリエッタ・テトラツィーニ(天正やおよろず)

初登場時の強気さはどこへやら。何時の間にかいじられ役になりつつある(アルドのせいで)。ゴスロリ風味な衣装がヨイ。

江戸前留奈(瀬戸の花嫁)

燦とルナだったらルナ派とは前々から言っているが、やっぱりなんだかんだでコイツのが可愛く見えるんですよ。多分ターミネーターオヤジのせい(笑)

プリノ・ハーウェル(dear)

相変わらずプリノ・紅・キャロルの3人組はいい味出してると思います。未だにどうして将軍の地位にいるのかが分からない。

氷室沙雪(のの美捜査中!)

ポーカーフェイスの婦警さん。考え方がセクハラなのがいいね(笑)

ルーシア・ミレクリス(ねこきっさ)

ねこきっさの中では一番好き。次点は店長(笑)

紺野あおい(あおいちゃんとヤマトくん)

幼なじみとしては奮闘してるかなと。全体的に見ると弱いけどね。お互い気付いてない、もしくは気付いてないフリをしているというのはある意味幼なじみとしての基本じゃないかと。設定に萌えるのであってキャラに萌えるのではないところがミソ。

<ゴールデングラブ賞>

國生陽菜(こわしや我聞)

さらに國生さん。もはや現在進行形の伝説である。1年目にして殿堂入りすらしそうな勢いである(笑)

鎮紅(天正やおよろず)

3人娘の中で最も役立たずと称される鎮紅。ライルとの関係が描かれた回とかは良かったです。薙刃と迅伐を守ろうとする意志も見えて。最年長として奮闘してると思います。

ライル・エルウッド(天正やおよろず)

普通にカッコええ。普段はいじられ役なのに(半分はアルドのせい)。マリエッタとの初対面のシーンとかカッコ良かった。

江戸前留奈(瀬戸の花嫁)

まぁあの性格にも色々原因があったんだなと。そう分かったら急に燦より可愛く見えてきた不思議。

茶ノ畑珠実(まほらば)

梢が告白されるあたりでの隆士とのやり取りが良かったので。

黒鉄はやて(はやて×ブレード)

ファミマ仮面はもう普通に笑ったよ。それに強制的にやらされてたローソン仮面の悲哀っぷりも。

皮村薫(いでじゅう)

なんだかんだでこの友情の厚さっぷりは昨今なかなか見られない。朔美に対する思いやりとかも。

真田軍平(のの美捜査中!)

軍平がロリコンだったのはまぁ置いておいて、要所要所でオイシイとこきちんと持ってってます。1巻ラストはカッコ良かったな。

濱中アイ(女子大生家庭教師濱中アイ)

いや、もうこんな女子大生いたら最高だよ(笑)

〜総評〜

今季はもうこわしや我聞。これに尽きる。それもこれも女子高生秘書という新萌えジャンルを確立したことが大きいと言えるが、素で見てもこのマンガ自体は面白いです。学園編とこわし屋編に分かれるんだが、本業のこわし屋よりも学園編のがテンション高くて面白いのはどうかと思うんだが、最近では作者も編集もそれを分かってやってるような気がする(笑)。まぁどっちでも面白いからいいけどさ。國生さんばかりが目立っているが、女子卓球部員は密かに萌えキャラ集団であるといえよう。まぁ男子部員の名前がアシスタントの名前であるのはどうかと思うが。

〜週刊サンデーに物申す〜

サンデーは安定してきたなぁ…というのが去年の感想だったんだが、今は迷走してる気がする。単純にアニメ化作品抱えすぎじゃないか?中にはどうしてアニメ化するの、ってなのもあるし。ただ安定ってのは悪い言い方にすると、妥協にもなると思うんだよね。改蔵が終わっちゃったのもそうだけど、アニメ化を増やしてエライ躍進してるように見せかけてる気がする。あくまでも見せかけだけ。犬夜叉とコナンは本気で引き際を考えるべきだ。でもってここらで一発モテモテ王国の復活とかして欲しいな、俺としては(笑)。内在的には引っ張りすぎな作品が多いと思うんですよ。


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