2003年年間ランキング

基本的には去年から準拠。
今季から最優秀ムービー賞、最優秀イベント賞、最優秀シナリオ賞を新設。
ゲーム系ランキングでは、タイトルやキャラ名が青色がコンシューマ、赤色がエロゲ。
マンガ系ランキングでは、タイトルやキャラ・作家名が青色がストーリーもの、赤色が4コマになります。
受賞基準はだいたい今までと同じですが、詳しくはトップページに書いてあります。


ゲーム系・作品タイトル

<最優秀作品賞>

サモンナイト3(PS2/バンプレスト/AVG+S・RPG)

今季は俺的3大シリーズもの(WA、テイルズ、サモンナイト)から、ワイルドアームズアルターコード:F、テイルズシリーズからテイルズオブシンフォニア、GBA版テイルズオブファンタジア、そしてサモンシリーズからサモンナイト3とサモンナイトクラフトソード物語と、大量にリリースされた年でした。…が、実はどれも少し弱かったかなぁと。アルターコード:Fはリメイクだから外し、シンフォニアとサモン3の戦い。結局はサモン3の総合点を評価したけど、去年のランクほどレベルは高くなかったかなというのが正直な感想。

<優秀作品賞>

モエかん(PC/ケロQ/AVG)

そして今季2位作品は並居るコンシューマ作品を押しのけて、モエかんを選出。今年上半期を支えたのは間違いなくモエかん。もうじきPS2版も出るしね(買わないけど)。シナリオ面に問題があったりもしたけど、表に出される「萌え」に反した「燃え」るシナリオとキャラ設定を評価します。王道恋愛かと思えば戦闘に次ぐ戦闘だったり、キャラごとにシナリオの色が全く違うのも複数回を飽きずに楽しめて良かったと。

<審査員特別賞>

少女義経伝(PS2/ウェルメイド/AVG+SLG)

魔界戦記ディスガイア(PS2/日本一ソフトウェア/S・RPG)

少女義経伝は評価が高いから買った、今季一番の大穴作品。クリアに時間がかかる上にヒロイン別のマルチEDにも関わらず、レベル引継ぎなど2周目の配慮がないのが痛い。ただその他のシステム面には問題はなく、値段の割りに丁寧に作ってあるのが好印象。ややシナリオが史実設定を生かしきれてなかったのが残念。

そしてもう一本、ディスガイアも特別賞に。やり込み要素が本体とはいえメインのシナリオはしっかり作ってあるし、キャラ同士の掛け合いも楽しい。ただやり込み要素がメインだけあって、時間に余裕のない社会人にはツラいかも。大学生向け?…というのが正直な感想。そんな理由でファントムブレイブは今もって考え中。だけど、面白いのは間違いないんだよねぇ。

<最優秀新作品賞>

今宵も召しませ アリステイル(PC/RUNE/AVG)

「お兄様はアリスのお兄様なんだから、アリスのご機嫌を取るのは義務ーっ!」。…いや、まぁこれは後付けの理由になるんだけどね。買った理由そのものはインスピレーションとしか言いようがないんだが、意外(と言ったら失礼だが)と当たった。このセリフを今年どれだけネタにしたことか…(笑)。反面、ゲーム自体はあまり進めてません(爆)。…だってシナリオ分岐が良く分からないんですものー。

<最優秀クリエイター賞>

SCA−自(モエかん/シナリオ・キャラクターデザイン他)

俺は結構、シナリオや音楽を重視する傾向が強い。ただ今年は音楽のいいゲームってのがなかった気がするんだよね。強いて言うならアルターコード:Fだけどほとんどがリメイクなので、今回は外し。最優秀作品のサモンナイト3は今回シナリオの評価してないので都月狩氏も外し。キャラデザインの飯塚武史氏も候補だったけど、総合的に見てモエかんのシナリオやキャラデザを含めて総指揮を取ったSCA−自氏が妥当かと。

<レコード大賞>

Lovelite(サモンナイト3エンディングテーマ/作詞・作曲・編曲・藤田千章/唄・松本英子)

一番迷ったのがレコード大賞。他の候補ではStarry Heavens(テイルズオブシンフォニア)、Never change(少女義経伝OP)、遠い言葉(モエかんED)の4曲。中でも先に出た2つはかなり悩んだ。どちらとも良い。結局、「シングルで出てるのを選ぶ必要はないかな」という理由でサモン3EDのLoveliteを選出。サモンナイト2の時もそうだったが、ゲームのイメージとはかけ離れてるとは思うんだけどね…。ただ曲そのものは一般に出回る曲に比べても遜色のないデキ。サビの部分、「一筋の愛だけが〜」以下のあたりが最高。

ちなみに、ディスガイアの挿入歌である戦友よ赤い月もなかなかいい。そして公式にテーマソングにはなってないが、モエかんの設定集のCDに収録されていた機械人形はかなり名曲だと思う。

<ベストBGM賞>

冴える心(サモンナイト3/中ボス戦戦闘BGM)

さっきクリエイター賞のトコでも書いたけど、今年は全体的に良いBGMってのがなかったと思うんです。その中で一番好きなのがこの曲かなぁ。シンフォニアは全滅だし。他の候補はディスガイアのがんばれ女の子(予告画面BGM)、モエかんのHobgoblin(かずさのテーマ)。タイトルが分からないものではアルターコード:Fのアーデルハイド城下町のBGM(オリジナル版でのタイトルは街)。アルターコード:Fはそれ以外にもかなりいい曲があるけど、いかんせんリメイクなのであえて外しました。

そして、ゲーム全体のBGM評価が一番高いのが少女義経伝。ひとつひとつはさほど目立たないが、平安時代が舞台だけあって和楽器中心の構成になってるのが好印象。やっぱり、設定にマッチした雰囲気がきちんと表現できてるのは評価できます。

<最優秀ムービー賞>

モエかんOPムービー

サモンナイト3OPムービー

まずはモエかんOP。テーマソングはちょっと好きとは言い難いジャンルなんだけど、ムービーの作りは好き。キュートでポップなカンジが(笑)。作りそのものは大袈裟な構成ではないけれど。プロローグがやや重ためなBGMなので、その反動が上手く作用してるかなと。

そしてサモンナイト3OPも選出。普通にテレビでやってるアニメと同じクオリティー。その中でも後半、カイル一家の海賊船上での戦闘のシーンがかなり良い。ソノラが銃を撃ってるシーンも、スカーレルが斬りつけるシーンも、カイルとギャレオの殴り合いも良いが、一番好きなのはヤードとアズリアの対峙してるシーン。…去年のWA3のOPのヴァージニアとジェイナスの一対一のシーンもそうだけど、俺は戦う前の緊張感が伝わるシーンが好きらしいです。

<最優秀イベント賞>

乱れた振り子(サモンナイト3第9話サブシナリオ)

サモンナイト3はメインシナリオに破綻をきたしてるって話はレビューに書いたけど、それ以外のシナリオはどれも秀逸だと思う。コレ以外にも第15話「ひとつの答え」における主人公と生徒の会話や、最終話のジャキーニとオウキーニの別離とか。その中でもやっぱりクノンのサブシナリオは一番泣ける話ではないかと。2のユエルほどではないにせよ。サモンナイト3以外ではモエかんかずさシナリオ、アルターコード:Fのゼット加入時のイベント、同じくジェーン加入時のイベントなど。

ゲーム系・個人タイトル

<MVP>

スカーレル(サモンナイト3)

世間的に見れば結構意外な選出だと思われるけど、個人的にはスカーレルで。シナリオ的にいい役割を持っていた(大人として主人公を含めたカイル一家をまとめてた=シナリオの破綻を抑えた)とも思うけど、それに加えて戦闘での活躍。移動力の高さ、クリティカルの連発、バックアタックの能力など、結局全ての戦闘で使ってたし。比較的オカマさんキャラは好き。実物は嫌いだけどね。

<最優秀新人賞>

アリステル・レスデル(今宵も召しませ アリステイル)

選出理由はさっきも書いたけど、やっぱり「義務ーっ!」でしょうか(笑)。ネタにした回数もさながら、あそこまで理不尽な理論を笑って許せるというキャラもなかなかいないんじゃないかなぁと。

<沢群賞>

神崎貴広(モエかん)

いやぁ、萌えたね、神崎所長。物語前半のギャグを担ったセクハラオヤジっぷりもいいんだが、特にかずさシナリオの対飯島戦あたりの貴広はかなり燃えたね。ここまで惚れ込める主人公も今まであまりいなかったと思う。

<カムバック賞>

ジェーン・マックスウェル(ワイルドアームズ アルターコード:F)

専用のイベントを起さないと加入しないフリーメンバーとしてですが、今回のリメイクで正式にパーティーキャラとして加えられるようになり、希望が叶いました。特に今回のリメイクで加筆修正されたシナリオでは活躍度が上がってたし。ていうか、3で全員がガンナーだったせいか、ガンナーがロディ一人では物足りない。ちなみに他候補者としてサモン3のパッフェルとかもいたけど。

<最優秀サブキャラクター賞>

観月(少女義経伝)

攻略は可能ですが、パーティーには入らないのでサブキャラ扱い。レビューでも書いたので端折るけど、やっぱりシナリオ的にはこの娘がメインヒロインだと思うのです。かわいいし(笑)。最後の扱いが結構悪かったのが、かえって評価を高めました。

<最優秀バッテリー賞>

ジャキーニ+オウキーニ(サモンナイト3)

ココの対象にもう一組、ディスガイアのゴードンとカーチスもいました。ただこの2組を見比べた結果、サモンナイト3最終話におけるジャキーニとオウキーニの別離のイベントは信頼関係とかその辺を含めて、カッコ良さが段違いだったかなと。

<失策王>

ゼット(ワイルドアームズ アルターコード:F)

リメイクにあたってアホさ加減がパワーアップしております。ゆえにセントセントールのイベント(ゼット加入時)でのゼットの葛藤とか、その辺の設定がうまく出てたと思います。

<ベストナイン>

水瀬名雪(Kanon/Key/AVG)

Kanonメンバーが次々と落選していく中、まだまだ行くよ〜名雪さん。今年も数多くネタに使わしていただきました(主に日記)。ていうか、この文章去年のそのまま。

アリーゼ・マルティーニ(サモンナイト3)

第15話での主人公復帰イベントが良い。アリーゼというか、つまりは生徒。俺がアリーゼでしかそこまで進めてないだけで。だから代表としてアリーゼを(笑)

クノン(サモンナイト3)

やっぱり「乱れた振り子」のシナリオがかなり好きだからなぁ。

ソノラ(サモンナイト3)

金髪+ガンナー。俺的に2つの要素を持っていたので、それでヨイのです。

カーチス(魔界戦記ディスガイア)

一度は死んだカーチスを復活させるっていうのは本来なら好きじゃないんだけど、罪を犯した人間の魂が入ってる「プリニー」の存在を上手く使ったなぁと。これによりギャグ半分だけど、幾分スムーズに復活に納得できたしね。カーチス復活劇を燃えと取るか、ギャグと取るか決めるのは、テレビの前のあなたです!(オンエアバトル風に)

コレット・ブルーネル(テイルズオブシンフォニア)

なんというか、ここまで健気なヒロインもなかなかお目にかかれない。自らの役目に正面からぶつかって、色々な思惑に振りまわされて、それでも立ちあがって…。それは決して一人の力じゃなかったかもしれないけど、やっぱり自分の力だったワケで。

リニア(モエかん)

まぁモエかんのメインヒロインだけあって、シナリオはケロQ的王道だったと思います。目指してた「泣き」には到達してるかと。

朝霧かずさ(モエかん)

個人的にはかずさシナリオでの貴広の覚醒劇はモエかんの中で最も熱いシーンだと思ってます。かずさのシナリオが一番読んでて面白かった。

アリステル・レスデル(今宵も召しませ アリステイル)

…というワケで、理由は新人王に準拠。

<ゴールデングラブ賞>

アリーゼ・マルティーニ(サモンナイト3)

サモンナイトにおいて、攻撃と回復に優れた霊属性召喚師のいうのは戦術の要。さらに「見切」まで覚えるのが、ヤードと比べてそこが違う。敵の遠距離ユニットの攻撃に耐えられるのは大きい。まぁアリーゼを生徒にしてない時はヤードは必須なんですがね。

スカーレル(サモンナイト3)

MVPでの選出理由に準拠。一番使いやすいユニットだった。「勇猛果敢」で背後を取り、「バックアタック」とクリティカルで一撃必殺。まさに殺し屋ですよ。男女両方の専用装備を苦にしないのも重要。

ファルゼン(サモンナイト3)

パーティー最大の攻撃力とHPを誇りつつ、霊属性召喚術を使えるというのがポイント。「絶対攻撃」もあるし、前線の要。1周目ではキー護人にも選んだおかげで、シナリオ的にもいい役割を果たしてくれました。実体のファリエルもポイント。

プレセア・コンバティール(テイルズオブシンフォニア)

通常攻撃こそ2段止まりだけど、特技は破壊力と攻撃範囲に優れてて頼もしい。打たれ強さもあるし。

クラトス・アウリオン(テイルズオブシンフォニア)

リフィル以外で範囲回復が使えるのはクラトスとゼロスだけ。どっちかと言えばやはりクラトス。シブいし。

ジェーン・マックスウェル(ワイルドアームズ アルターコード:F)

ザックを上回る反応速度と、クリティカル発生時の「ブロウアウェイ」、さらに「お宝いっただき☆」など、戦闘を華麗に彩ります(笑)

阿畑やすし(実況パワフルプロ野球10)

今回もオリ変イベントあり。投手育成ではやっぱり阿畑がいるといないでは楽しさが違う。結婚も決めたしね。

神崎貴広(モエかん)

AVGだから戦闘シーンは読むだけだけど、やっぱりこの強さは惚れますって(笑)

実相寺冬葉(モエかん)

記憶をなくすパターンはもう出尽くされた感があるし、見飽きたとは思うけど、モエかんの中では冬葉シナリオが一番好き。

〜ゲーム部門総評〜

今年のコンシューマはワイルドアームズ・テイルズ・サモンナイトと、俺的3大シリーズものの全てがリリースされ、充実の一年だったと思う。だけれど、結局アルターコード:Fはリメイクにすぎないし、テイルズオブシンフォニアはデスティニー2に比べてシナリオは良くなったけど、戦闘は退化したと思う。サモンナイト3だって三者三様の考えが交錯しすぎて破綻寸前だったと思うし。そう考えると、レベル的には高くなかったのかなと。ただ、他にも少女義経伝が穴で来たり、ラ・ピュセルで評価を上げ、ディスガイアで地位を不動にした日本一ソフトウェアの台頭などがあり、大物の地位を脅かすに十分なタイトルも多々あったと思う。ゲーム市場は戦国時代ですよ。まさに群雄割拠。

それと、今年はエロゲも去年に比べて多く買ったかなぁ。ただインストールをめんどくさがって全く手をつけていないのがあったりするのは問題か(笑)。その中でもケロQのモエかんは特別な存在だったと思う。萌えと燃えを両立させることができるのはケロQくらいではないかな?反面、焦らされに焦らされて発売されたメビウスのSNOWは、個人的に駄作で終わってしまった。澄乃シナリオがあまりにダメだったから。それ以外は良いという話だが、俺にとっては澄乃(と旭)をクリアしないと他シナリオに入れないというのに、繰り返しプレイをさせる気にすらならない澄乃シナリオが問題だったワケで。

〜個人的な来季展望〜

まずコンシューマ部門。とりあえずは日本一ソフトウェアのファントムブレイブ(1月22日)。一昨年のラ・ピュセル、去年のディスガイアに続き今年も日本一スタート…といいたいトコロだが、今回はいまだ流動的。他にはワイルドアームズ4になるアナザーコード:F。それにまだ動きはないけど、PS2とGCの2ラインができたテイルズシリーズの動きも要チェック。

PC部門はようやく発売が見えてきたKeyのクラナド。まずはコレに尽きる。というか、現時点ではコレしかない。あとはピュアガとか読みつつ、適度に手を付けていきたいなと。個人的にはすたじおみりすのまじれすとか気になるけど。…まぁまずはがくパラをインストールしてやれという話ですな(笑)

マンガ系・作品タイトル

<最優秀作品賞>

瀬戸の花嫁(木村太彦)

前々からいつか買おうと思っていた時に、ちょうどキッカケが発生したので買いに。今年は例年にないくらい大量に新作に手を伸ばしたが、結局のところ今季純粋に一番面白いと思ったのがこのマンガだった。たまに力押し一辺倒になるのは気になるけど、ノリとして許せる範囲かと。昨季に引き続き、スクエニ勢さらに進軍(笑)

<優秀作品賞>

かってに改蔵(久米田康治)

去年も候補には挙げてたんだけど、諸般の事情で落選。今年はファンブックも出たし、もともと南国時代からファンだったので、これで堂々と選出理由ができました(笑)。次はいよいよ深夜枠か!?(個人的希望)

<審査員特別賞>

出たとこファンタジー(樹るう)

ホント、今ごろになって単行本化するとは…。連載誌ももう全く読んでない(ペンギンクラブ山賊版からキャンディタイムに移転。前者は買っていたが、これを機に撤退。後者はもともと読んでない)し、事前に何の情報も持ってなかったから、たまたま本屋で見つけた時には感動すら覚えたね(笑)。日記でも書いたけど、「遁走娘絶不調」も単行本化希望。というかむしろこっちを。

<最優秀新作品賞>

瀬戸の花嫁(木村太彦)

ココも瀬戸の花嫁で。連載開始こそ昨季だけど、単行本自体は今季に入ってからだったので選出対象なのです(トップページ参照)。選出理由はさっきも書いたので割愛。

<最優秀シナリオ賞>

大事 前編・中編・後編(まほらば6巻収録・第30話〜32話)

随所随所で展開される、鳴滝荘の住人の生い立ちのシナリオの沙夜子・朝美編。まほらば史上最大の感動巨編。…と言うと多少大袈裟か。まぁ使い古されたパターンではあるとは思うけど。さぁ、残るは灰原由起夫・流星ジョニー編だ。やってくれると信じたい(笑)

マンガ系・個人タイトル

<MVP(作家)>

重野なおき(ひまじん他)

昨季は小坂俊史、今季は重野なおき。作品自体はタイトルに選べなかったけど、連載本数とか見た場合に、やっぱりMVPクラスの活躍度を誇ってるんじゃないかなぁと。ていうか、いくらなんでも多すぎる気がする。全盛期のみずしなよりも多いからね。正直、小坂・重野組は少し休ませてあげたい…。

<MVP(キャラ)>

瀬戸燦(瀬戸の花嫁)

そんなワケで最優秀作品に連動して、MVPは燦。「任侠と書いてにんぎょと読むきん!」の決めゼリフはなんか普通に笑った。アリステルの「義務ーっ!」に並ぶ名言だね!(笑)

<最優秀新人賞(作家)>

樹るう(出たとこファンタジー)

…さて微妙だね。というのも、俺の知る限りこの人のデビューはもう10年近く前の「遁走娘絶不調」。デビューから10年、さらに2作目で果たして新人と言えるのか?まあ遁走娘は単行本化してないし、出たファンが初単行本ということで、なんとか受賞基準に引っかかってるということで(笑)。ライフMOMOにゲスト登場を果たした今、再び脚光を浴びるチャンス。今後に期待。

<最優秀新人賞(キャラ)>

辻逸色(無敵看板娘)

ムテムスより新キャラの奇術師・辻くんを。充分キャラとして面白いです。「何をやっても失敗する」ってキャラは今までも沢山いたけど、鳩を出そうとして牛を出すほどの「あり得ない失敗」を繰り返すのは、作者の発想勝ち。今までなかったタイプだしね。自分の意思ではないとはいえ、おかみさん以外で唯一美輝に土を付けるなど、キャラと設定を上手く使ってると思う。

(ここより以下、キャラオンリー選出)

<沢群賞>

坂本轍平(ファンタジスタ)

ヴァレンティノのシブさが加味されているので一人分での選出とは言えないけど、今季分のシナリオ勝ちということで。

<カムバック賞>

桑原住友(ふぁにーふぇいす)

いやぁ、まさかロングロングウェイホーム繋がりで来るとはね。ガムは全く本誌追いしてない(まほろまてぃっく含む)から、偶然見つけた時はビックリしたよ。単行本出て初めて知ったからね、その存在を。住友だけでなく、池輝とかも出てるのも見逃せない(笑)。ていうか、普通にラブコメになってるよ…。

<最優秀サブキャラクター賞>

ヴァレンティノ・ダミアーニ(ファンタジスタ)

俺にとって「シブいオッサン」というのは結構重要な位置をしめたりします。まぁヴァレンティノはオッサンというよりナイスミドル。まさか死んじゃうとはねぇ…。

<最優秀バッテリー賞>

エマ・キャラウェイ+ハヤタ・クレス(出たとこファンタジー)

文句なし。文字通り一心同体だったからね(下半身のみ)。最後は結婚したし。他候補はやおよろずの速伐と神無だと思うけど、いまいち弱いと思うので。ていうか、ネギまもあるけど、あれは組み合わせが多すぎるから(笑)

<失策王>

辻逸色(無敵看板娘)

昨季の勘九郎に続いて、今季もムテムスから。まぁ辻はギャグをやってるワケじゃなく、している行為が結果としてギャグになってるという、直接的なギャグキャラではないんだけど。まぁ理由は新人王のトコで書いたので省略。

<ベストナイン>

瀬戸燦(瀬戸の花嫁)

今季のMVP。3巻に入ってルナが出てきたあたりから評価が急上昇。ギャグキャラに近くなったような気がするが…ヒロインだよね…。

黒崎沙夜子(まほらば)

まほらばの登場人物(女性陣)の中では一番好きなキャラ。過去も明らかになったことだし、堂々の2年連続選出。ところで、水無月家は名前がみんな時間に関係してるのに気付きました?

鎮紅(天正やおよろず)

昨季は薙刃だったけど、今季は鎮紅を。バケツがトラウマになったのとか、キャラが違う方向に動いていったからねぇ。さらに役立たずの烙印まで押されて…。自らドジっ娘を名乗る、推定19〜20歳。自ら名乗るにはややトウが…(爆)。速伐は…嫌いなワケじゃないんだけど、なぜか出てこないねぇ…。自分でも謎。

(dear)

狼さん。の時(正確には外伝)から、紅は好きなキャラだった。カムバック賞あげてもいいかな、と思ったくらいに。周りに振りまわされてるところが何とも言えない。

プリノ・ハーウェル(dear)

紅と同じく、カムバック賞対象キャラだったけどあえなく次点。プリノ・紅・キャロルの3人組はいい味出してると思います。キャロルだけ選出してませんが(笑)

ヴァレンティノ・ダミアーニ(ファンタジスタ)

ヒゲがステキです。カッコええ。ヴァレンティノが出てくるまではファン・ハーレンだったんだけどなぁ。ジェントルメンヒゲ。

三浦単一(いでじゅう)

今季のミウラさんはがんばったと思います。何時の間にか萌えキャラ化した。

宮崎のどか(魔法先生ネギま!)

個人的なネギま3トップの中から代表で。ていうかネギまから選んだ時点で、多分人生負け組(笑)

エマ・キャラウェイ(出たとこファンタジー)

幼なじみとか、要素はふんだんに入ってる。ただいかんせん下半身が…。

<ゴールデングラブ賞>

辻逸色(無敵看板娘)

またも辻。正直、ムテムスのどん詰まり感をイッキに払拭したのは間違いなく辻だと思う。

遠藤敏行(無敵看板娘)

王者の貫禄を身に付けつつある、遠藤家の飼い犬。美輝と同程度の戦闘能力を有していながら、飼い主に対する忠誠心や漢気は高い。位置的にはもはや勘九郎より上であろう。

勝改蔵(かってに改蔵)

改蔵というか久米田というか…。ココ見てるような人は改蔵の楽しさを充分に理解できるタイプの人ばかりだと思います(笑)。去年の流用。

薙刃(天正やおよろず)

4巻の展開はシリアス路線。18話のあたりの流れは好き。

黒崎沙夜子(まほらば)

今季読んだ全マンガの中で好きな話はまほらば30話〜32話。というワケで沙夜子をここでもう一度。

ハヤタ・クレス(出たとこファンタジー)

ハヤタのブチ切れモードは出たファン最高の見せ場。ジョーズのテーマで(笑)

矢野アキ(妹は思春期)

今季最優秀ツッコミ師ってことでひとつ。

川澄くまお(どきどき姉弟ライフ)

吹っ切ったくまおに3000点。睦月とのケンカシーンに全部。義理のお姉さん欲しいなぁ(笑)

MHK男(ひまじん)

あの不屈の闘志を見習われたら困る。実物は適度に弱そうな人がいいです。

〜総評〜

瀬戸の花嫁も読み始めて、昨季に引き続き今季もスクエニ大攻勢。サンデーで集めてる単行本とガンガンウイングで集めてる単行本が同数になってるからね、何時の間にか。もうコレ以上増やせないので粛清していかないといけないなぁと(笑)。まぁ粛清対象は大体決まってるので、あとはアリスインチェインズに出張ってもらうだけ(関係ない)。サンデーではとりあえずファンタジスタがクライマックスっぽいので、これに注目。新タイトルでは結界師が面白いと思う。

そう言えば、昨季は比較的4コマが強かったんだが、今年はあまり来なかった気がする。集めてた単行本もどきどき姉弟ライフが終わり、粛清リストに入れたものもあったりで、全体の4コマ率は下がったし。期待してたライフMOMOは今の所大した連載がないし。それでも最近は盛り返してきてるとは思うけど、まだ少し弱いかなと。

〜週刊サンデーに物申す〜

サンデーは安定してきたなぁと思う。昨季に比べて、幾分バランス(ギャグ・シリアス・萌えとかの比重)が良くなった。反面、若手が伸びてきてない気がする。それはもうジャンプ黄金期が崩れた時のごとく。ただ、ガッシュがアニメ化して、今季からモンキーターンも始まるということで、アニメ化作品が合計4つ。その辺は凄いと思う。まぁ俺にとって犬夜叉は何が面白いのか全く分からないんだけど…。


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